ディスプレイ選び…まず、結論から言うと
業務用と民生用、見た目は似てる。でも、中身は別物。…そう考えた方がいい。長時間つけるなら、絶対業務用。コストだけで選ぶと、後で困る。これが今日のポイントかな。
民生用をサイネージとかで使うと、メーカー保証が効かないことが多い。 熱で止まったり、色がおかしくなったり…そういうトラブルも聞く。 初期費用は安いけど、結局買い替えで高くつく。…本末転倒だよね。
業務用と民生用、何がそんなに違うのか
一番は、耐久性。…これに尽きる。 業務用は24時間連続稼働を想定してるモデルが多い。 一方、家庭用は1日数時間程度。 部品とか、熱を逃がす設計とか、根本から違う。 筐体が金属だったりするしね。
あとは輝度。明るさ。 お店の窓際とか、明るい場所だと民生用の輝度じゃ見えにくい。業務用は400cd/m²以上が普通だけど、民生用はもっと低い。 スペック表の数字だけじゃなくて、「どこで」「何時間」使うかが大事。
それと、保証。業務利用だと民生用は保証対象外になるケースがある。 業務用なら3年保証とか、現場サポートがあったりする。 この差は大きい。
どうやって選ぶか…考えるべきこと
まず、法定耐用年数。これは資産としての寿命の話。PCモニターなら5年だけど、デジタルサイネージだと「器具備品」扱いで3年になったりする。 税務上の話だけど、一応知っておくといい。
でも、もっと大事なのは「製品としての耐用年数」。 これは輝度が半分になるまでの時間(輝度半減期)が目安になることが多い。 だいたい4〜5年くらいって言われてるけど、使い方次第。 24時間つけっぱなしなら当然短くなる。
だから、選ぶときは…
- 設置場所: 屋内か、屋外か。日差しは入るか。これで必要な輝度が決まる。
- 稼働時間: 1日8時間以上なら、もう業務用一択と考えた方が安全。
- 表示内容: 静止画が多いのか、動画か。縦置きするかどうか。縦置きは対応してない機種もあるから注意。
…結局、初期コストだけじゃなく、トータルで考えないといけない。メンテナンス費用とか、故障したときのリスクとか。
主要メーカー、ざっくり比較。個人的なメモ。
どこがいい、とは一概に言えない。用途によるから。でも、メーカーごとの得意分野みたいなのはある気がする。 世界的には韓国や中国のメーカーが強いけど、日本のメーカーも特定分野ではまだまだ健在。
| メーカー | 得意なこと・イメージ | ちょっと気になる点 |
|---|---|---|
| EIZO (日本) | 色の正確さはピカイチ。医療用とか、プロの写真家向け。 品質は信頼できる。目が疲れにくい気もする。 | やっぱり、価格は高め。事務作業にはオーバースペックな場合も。 |
| Sharp/NEC (日本) | サイネージとか、公共の場のディスプレイに強い印象。 昔からあるし、安心感がある。保証も手厚いイメージ。 | 民生用の知名度はそこまで高くないかも…? 業務用がメイン。 |
| LG (韓国) | OLED技術がすごい。 サイネージでも高輝度でコスパの良いモデルが多い。 デザインもスマート。 | パネルの焼き付きは少し気になる。まあ、最近のモデルは対策されてるだろうけど。 |
| Dell (米国) | PCモニターのイメージ。法人向けも手堅い。USB-C一本で全部つながるのは便利。 コスパは良い。 | 専門的なサイネージや超高精度の映像向け、というよりはオフィスワーク向けかな。保証は日本メーカーと少し違うかも。 |
海外メーカーだと、BenQも保証をしっかり打ち出してる。 台湾のAUOなんかも、産業用で面白い技術を持ってるみたいだね。 結局は、用途と予算のバランス。
長く使うための、ちょっとしたコツ
当たり前だけど、つけっぱなしは寿命を縮める。 あと、意外とホコリも大敵。熱がこもる原因になるから、掃除は大事。 輝度も、必要以上に上げすぎない方がバックライトには優しい。 エコモードとか、うまく使いたいところ。
まとめ…というか、今日の覚え書き
ディスプレイ選びは、使うシーンを具体的に想像することから始まる。見た目のスペックだけで飛びつくと失敗する。業務用が高いのには、ちゃんと理由がある。耐久性、輝度、そして保証。 この3つをしっかり比較検討するのが、結局一番の近道なんだと思う。
…ところで、あなたがディスプレイを選ぶとき、絶対に譲れないポイントって何ですか? 輝度? それとも色の正確さ? よかったら教えてください。
